日田彦山線は北部九州の「あったか」で「スロー」なローカル線です。

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香春町

香春町

福岡県の中心よりの北東部に位置する香春町は、人口約1万1千人のまちで、古くは都から太宰府に向う宿場駅として栄え、現在も田川地域の玄関口として交通の要衝となっています。また、香春町は町域の6割強を山林が占めているため、九州自然歩道をはじめとする登山コースがあり、特に香春岳では鉱物採取や石灰岩地特有の植物も楽しめます。

五木寛之の代表作である「青春の門」に出てくる霊山「香春岳」は田川盆地のどこからも一望できる筑豊のシンボルです。また、香春町は古代から文化の栄えた町でもあり、万葉集にも登場する「河内王陵」や宇佐八幡宮御神鏡鋳造にゆかりの深い場所でもあります。

自治体の花
梅
自治体の木
いちょういちょう
特産品
ゆず・タケノコ・干し柿
お問合せ先
窓口:香春町役場
所在地:〒822-1492 福岡県田川郡香春町大字高野994番地
電話番号:0947-32-2511
ファクシミリ:0947-32-4815
香春町公式サイトへ >>

駅舎情報

イベント情報

香春町のみどころ

牛斬山(うしきりやま)

最寄り駅
採銅所駅
駅からの移動時間目安
徒歩(徒歩2時間:山頂まで)
施設情報

牛斬山の標高は580mあり、山頂からは、田川市郡一帯を見渡すことができます。

駅からのアクセス

採銅所駅を出て右手へ向かうとすぐに踏み切りがありますので、踏み切りを越えて山手の方へ向かって下さい。駅からしばらくは、わき道が多いので、間違えないようにまっすぐ山手の方へ向かって下さい。(案内板有)

ホタルの名所

採銅所駅付近は、遠賀川水系金辺川(きべがわ)の上流域にあたり、川では毎年6月上旬から中旬頃にかけて、たくさんのホタルを見ることができます。

ホタルの多いポイントは採銅所駅を出て正面の坂道を下ると川に突き当たりますので、橋の手前から左折して下さい。そのまま川沿いを上流方向へ歩くとホタルの多いポイントへたどりつけます。

最寄り駅
採銅所駅
駅からの移動時間目安
徒歩(約15分)
所在地
香春町大字採銅所西鉄井掘バス停付近
ご注意
付近にお住まいの方が大変迷惑いたしますので、車での路地への乗り入れやごみのポイ捨てはご遠慮下さい。

古宮八幡神社(こみやはちまんじんじゃ)

古宮八幡神社

祭神は、延喜式神明帳に記されている「豊比咩命(とよひめのみこと)」で、香春岳の神です。歴史的には宇佐八幡宮へ銅鏡を奉納したという縁ある神社で、杉の葉の御神輿は有名で、毎年4月の最終土曜日と日曜日には神幸祭(県無形民俗文化財指定)が行われています。駅から出て正面の坂を下る途中に神社への参道があります。

最寄り駅
採銅所駅
所在地
香春町大字採銅所2611番地
駅からの移動時間目安
徒歩(約2分)

山頭火句碑めぐり・万葉歌碑めぐり

山頭火句碑めぐり

山頭火遊歩道(福岡県香春町WEBサイト)

山頭火句碑

俳人種田山頭火は、西日本を中心に乞放浪の旅を続け、香春町に縁ある俳句をいくつか残しています。山頭火の句碑は、香春町役場前の金辺川河川公園を中心に9ヶ所に建立されています。

万葉歌碑めぐり

万葉歌碑めぐり(福岡県香春町WEBサイト)

万葉歌碑

香春駅の周辺の大字高野から大字鏡山にかけては、7基の万葉歌碑が設置されています。奈良時代には、宿駅として栄えた香春を舞台にした短歌7首が生まれ、万葉集に記されました。また、694年この地で亡くなった河内王に関する歌も残されていて、歌碑をたどれば遠い万葉のロマンと息吹を感じることができます。

最寄り駅
香春駅
駅からの移動時間目安
徒歩(5分:直近の句碑まで)

最も近い山頭火句碑までは、駅から役場を抜けて香春歩道橋を渡ると、金辺川河川公園がありますので、公園を上流方向に歩くとすぐに見ることができます。 山頭火句碑と万葉歌碑は、徒歩約1時間半(約7km)で全てまわることができます。

香春町公式サイトへ

香春町町民センター

香春町町民センター

香春町町民センターは、香春町役場と同じ敷地内にあり、大ホールや図書室、歴史資料館を備えています。ホールや会議室のご利用については、下記までお問い合わせ下さい。

窓口
香春町教育課
所在地
香春町大字高野987番地1
電話番号
0947-32-8410
最寄り駅
香春駅
駅からの移動時間目安
徒歩(2分)
香春町歴史資料館について
開館時間
午前9時~午後6時
休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・毎月最終水曜日(町民センター全館休館・祝日の場合は翌日)・12月28日~1月4日

香春神社

香春神社

香春岳一ノ岳のふもとにある香春神社は、崇神天皇の時代の創設とされており、香春岳の神様でもある新羅の神様を祀った神社です。周囲は桜の公園となっており、桜の季節には多くの人たちで賑わいます。

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所在地
香春町大字香春733番地
最寄り駅
香春駅
駅からの移動時間目安
徒歩(15分)駅から香春岳一ノ岳のふもとに向かって歩きます。

九州オルレ 筑豊・香春コース

香春町の歴史と四季折々の自然の香りを体験できるコースとなっています。

コースマップや詳細やイベント情報は下記URLからアクセスください。

https://www.town.kawara.fukuoka.jp/s023/010/020/olle_top/olle_info/090/20180624085937.html

歴史と文化

古代から近代までのさまざまな歴史に触れることができます。

例えば、注目スポットの「神間歩」などで採掘された銅は、大分県宇佐神宮の御神鏡や奈良の大仏鋳造に大きくかかわったと言われています。

またコース終盤では、江戸時代に豊前小倉藩の宿場町として栄えた通りを抜け、風土記にも記され朝鮮半島とのつながりの深い「香春神社」にも立ち寄ります。

鉄道に出会えるコース

スタートおよびゴールをJRの駅とし、日田彦山線を縫うようにコース設定されています。

築堤下にあるレンガ造りのトンネル、複線化を念頭に置いて建設されたものの単線でしかない第二金辺川橋梁、香春岳に寄り添うように走る列車の風景など鉄道に出会えるコースです。

パワースポットめぐり

コースには金・銅鉱山跡をはじめ、古代に河内王と手持女王に悲恋が万葉歌として残る恋の里鏡山。

山崩れの際、その巨木で多くの人の命を救った大クス。

香春岳山頂から落下したにもかかわらず社殿を傷つけることなく境内に鎮座した巨岩“山王石”などパワースポットをつなげるコースです。

最寄り駅
採銅所(スタート地点)、香春(ゴール地点)
駅からの移動時間目安
徒歩1分(徒歩4~5時間:ゴールまで)
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