日田彦山線は北部九州の「あったか」で「スロー」なローカル線です

車両

日田彦山線の車両は、筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センターに所属するキハ147型等のディーゼル車両であり、通常は2両、朝夕は4~6両で運行されています。

キハ147型は昭和20~30年代に製造された旧型気動車の置換え用として、国鉄時代の昭和52年(1977年)から57年(1982年)までに、キハ47型として、製造されたものです。居住性と輸送力の向上を図るため車両限界一杯の大型車体を採用する一方、地方ローカル線区での使用を想定した経済設計としたことから、相対的にエンジンの出力が劣っており、冷房装置は搭載されていませんでした。

民営化(JR九州)後は冷房装置を搭載するとともに、これに伴う自重増加への対応や運転性能の向上を図るため、エンジンを高出力のものに換装(220馬力→360馬力)する改造を受け、最高運転速度が従前の95km/h から 110km/h に向上されました。

各車とも1両につき2ヶ所の扉を持ち、座席は製造当初は固定クロスシートが主体で一部扉脇にロングシートを配するレイアウトでしたが、通勤通学時の乗降時間短縮を図るため、扉周辺の座席を一部撤去する改造が行われています。

また、近年ではワンマン運転に対応するため、整理券発行機、運賃表示器及び運賃箱が設置されています。